9月に注意すること(秋の夕暮れと交通事故)
こんにちは、群馬藤岡はりきゅう整体院のサイトウです。
9月に入りましたが、厳しい暑さが続いていますね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
暑さはまだ続きそうですが、日の出の時間の変化と早朝の空気の冷たさなどから季節の進みを感じますね。太陽の動きは、夏とは明らかに異なっています。最近は、日没は早くなってきました。暗い時間帯が増えるこの時季は、『交通事故』にご注意ください。令和元年から5年までの交通事故発生件数を調べたデータでは、9月から事故件数が増加しています。以降も事故件数は増え続け、11月と12月頃が最多となっています。この事故件数増加の原因は、「薄暮の時間帯」のためです。薄暮とは、日没後の1時間前後で夜の暗さが訪れる前の時間帯のことです(季節や地域で日没時間の違いがありますが、大体16時~19時頃です)。この時間帯は、自動車・自転車・歩行者、それぞれがお互いを認識し辛くなります。この時間帯が秋分の頃(9月23日頃)は最も短くなると言われています。秋の日はつるべ落としと言われているように、夏より早く暗くなり「交通事故」が起き易くなります。実際に「薄暮の時間帯」で起きた事故件数を比較すると、昼間の3倍以上で、更に夜間よりも多かったとデータがありました。ドライバーの方は早めの点灯で視野を確保、歩行者の方は反射板や懐中電灯などを身に着けることで他者に認識し易い状態になるように努めてください。
『薄暮』の時間は、太陽が地平線より6度ほど低い位置にあり、地表は暗くなっているけど、空はまだ明るい状態を言います。西へ傾いた太陽がきれいに空を彩るこの時間帯を『黄昏(たそがれ、英語トワイライト)』、『マジックアワー』とも呼びます。様々な色彩に変わる空を表した言葉です。一方で地表は暗いため『かわたれ時』、『逢魔が時(おうまがとき)』とも呼ばれ、古くから暗くなると良くないものが出没し、災いが起きる時とも呼ばれていました。夜と昼が混じった不思議な時間で、景色や他人の認識が覚束なくなる時ですから、不安になった心情から出来た言葉でしょう。
皆さんも大きな災い(事故)に遭わないようご注意ください。もし、交通事故に遭われてしまった方も提携の接骨院がございます。治療のご相談もお気軽にどうぞ。
倉林接骨院 TEL 0274-50-8804
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